ダウンを自分でクリーニングして、ぺちゃんこになった経験ありませんか?
もしくは、ちゃんとクリーニング店に出したのに、ぺちゃんこになって帰ってきたなんて、残念すぎますよね?
高価なダウンであればあるほど、ぜひとも復活したいものです。
ここでは、ダウンがクリーニングでぺちゃんこになった場合の復活方法、またはダウン専門のクリーニング業者をご紹介します。
この記事でわかること
クリーニングでダウンがぺちゃんこになる原因
クリーニングでダウンがぺちゃんこになる原因は、以下の2つが考えられます。
<ダウンがぺちゃんこになる原因>
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他の服と違い、ダウンの中身は羽毛が入っています。
羽毛がダウンのボリュームや暖かさを作っているので、絡まったりしぼんだりすれば当然ぺしゃんこになります。
一般的なクリーニング屋だと、このような理由でダウンがぺちゃんこになる可能性があります。
ダウンのボリュームを自分で復元させるには?

クリーニングでぺちゃんこになったダウンですが、実は自分で復活させられます。
ダウンのボリュームを自分で復元させる方法は、主に以下の2つあります。
<ダウンのボリュームを自分で復元させる方法>
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どれも簡単に実践できる方法ばかりなので、ぜひ1度試してみてください。
それでは、ダウンのボリュームを自分で復元させる各方法を詳しく説明していきます。
①ダウンを手で軽く叩く
ダウンを手で軽く叩いてあげることで、羽毛の絡みが解消されてボリュームを復元できることがあります。
ここで注意したいのは、
一部分だけではなく全体的にまんべんなく叩くこと。
一部分だと叩いたところしか解消されず、見た目も不格好になります。
全体的にまんべんなく叩いてあげることで、羽毛の絡みを均等に解消しながらボリュームを復元できます。
一番簡単な方法なので、まずはダウンを手で軽く叩いてボリュームが復元されるか確認してみましょう。
②乾燥機を使う
ダウンを手で軽く叩いてもボリュームが戻らない場合は、乾燥機を使いましょう。
乾燥機を使えば、ダウン内の湿気が取れて、ボリュームが復元される可能性があります。
乾燥時間も10分くらいあればOK。乾燥機内で回転もするので、羽毛の絡みも解消されるでしょう。
コインランドリーであれば100円ほどかかってしまいますが、ダウンを買い直すコストを考えればかなりお手頃です。
一番確実にボリュームを復元できる方法なので、どうしても戻らない場合は乾燥機を使ってみましょう。
ダウンを自分で洗う場合の注意点
ダウンは、クリーニングに出さなくても自宅で一応洗濯できます。
ただ、ダウンを自分で洗う場合の注意点は、以下の3つに注意する必要があります。
- 洗濯機を使わない
- 中性洗剤だけを使う
- 他の服と一緒に洗わない
ダウンは、他の服と違って繊細で扱いが非常に難しいです。
特にフェイクレザーや本革のダウンは、自宅で洗濯すると色落ちや色移りする可能性があります。
ナイロン素材のダウンのみ洗濯機で洗濯できますが、ボリュームがなくなるのでおすすめしません。
どうしても自宅の洗濯機でダウンを洗濯したい場合は、必ずネットに入れて洗濯しましょう。
ダウンを自分で洗うと高確率で失敗するので注意
「クリーニング屋に渡してダウンがぺちゃんこになるなら自宅で洗濯する」と考える人も、中にはいます。
しかし、自宅でダウンを洗濯する方が失敗する可能性が非常に高いです。
ダウンがぺちゃんこになるだけでなく、シミの原因になることもあります。
お気に入りのダウンを綺麗にしたい場合は、必ずクリーニングに出すようにしましょう。
ダウンクリーニングは専用の宅配業者が◎
ダウンをクリーニングする場合は、ダウン専用の宅配業者の利用をおすすめします。
その理由は、以下の通り。
<ダウン専用の宅配業者をおすすめする理由>
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要するに、「ボリュームを損なうことなくどんなダウンでも綺麗にしてくれるから」ということ。
ダウン専用のクリーニング屋は他より少し高めですが、完璧な状態でダウンが手元に戻ってきます。
来年、再来年と長い期間ダウンを楽しみたいのであれば、ダウン専用のクリーニングを利用することを強くおすすめします。
ダウン専門クリーニングのデメリットはある?
ダウンをクリーニングするなら、専門のクリーニング屋に出すことをがおすすめです。
しかし、ダウン専門クリーニングには、以下のようなデメリットもあります。
<ダウン専門クリーニングのデメリット>
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一般的なクリーニングは1着1,000円程度ですが、 ダウン専門クリーニングは6,000円程度と、6倍もの価格差があります。
また、宅配業者を利用すれば、着たいタイミングにすぐ取り寄せできず、1日間~3日間の配送時間がかかります。
とはいえ、ダウンを綺麗に保てるメリットの方が大きいです。
UNIQLOやGUなどの価格が安いダウンであれば、一般的なクリーニングを利用したり買い直したりする方がお得になるケースが多いでしょう。
おすすめのダウン専用のクリーニング業者
特におすすめしているダウン専門のクリーニング屋は、「HIRAISHIYA(ひらいしや)」です】
HIRAISHIYA(ひらいしや)は、ダウン専門のクリーニング業界内でもトップクラスの実績を誇り、主に「モンクレール」や「カナダグース」などの高級ダウンのクリーニングを行っています。
熟練の職人が丁寧に手洗いするので、ダウンのボリュームを損なうことなく綺麗にしてくれます。汚れを落とすだけでなく、色があせたり、破れたりなどの補修もしてくれます。
ダウンのほか、ナイロン素材だけでなくレザー素材にも対応しています。
また、お客様からの評価や満足度も高く、信頼性もバッチリです。
無料でダウンに関する悩みも聞いてもらえるので、まずは悩みを相談するのも1つの手です。
ひらいしやの料金設定
料金(税抜) | |
ダウンジャケット(ショート・ハーフ) | 7,500円 |
ダウンコート(ミドル・ロング) | 9,500円 |
ダウンベスト | 6,500円 |
子供用ダウンジャケット | 5,500円 |
レザー・ファー取り外し不可・ウール素材のダウン | 大人:+4,000円 |
子供:+3,000円 |
ひらいしやの料金設定は、上記の通り。
基本価格は全てナイロン素材のダウンをクリーニングするときの費用です。
レザーやウールなど、他の素材をクリーニングする場合は追加で大人4,000円・子供3,000円かかります。
一般的なクリーニング代より高めですが、あらゆるダウンをクリーニングしてくれます。
ダウンクリーニングの納期
ダウンをクリーニングに出す場合、気をつけたいのは納期です。かなりの余裕をもって依頼したほうがいいです。
春前に依頼する場合は、もう使用しないのでいいかもしれませんが、秋・冬に「この日までに!」という希望がある場合は、余裕をもって依頼しましょう。
3,4,5,6月は繁盛記であるため、納期を事前に確認することをお勧めします。
検品完了の連絡までに約10日ほど必要とみて、それから以下の納期がプラスされます。
申し込み | 納期 |
1・2月 | 1ヶ月前後 |
3・4・5月 | 2ヶ月前後 |
6・7・8月 | 1ヶ月前後 |
9・10月 | 1ヶ月半前後 |
11・12月 | 1ヶ月前後 |
「お気に入りのダウンや高級ダウンを綺麗にしたい!」という人は、ひらいしやの利用をおすすめします。
ダウンをクリーニングで復活させる方法やおすすめクリーニングのまとめ
今回は、クリーニングしたダウンがぺちゃんこになる原因とその復元方法を紹介しました。
本記事で紹介したダウンのボリュームを復元させる方法を、おさらいしましょう。
<ダウンのボリュームを自分で復元させる方法>
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どれも簡単な方法なので、ダウンのボリュームを復元させたい場合はぜひ試してみてください。
また、ダウンは生地が繊細なので、自宅ではなくクリーニングに出すことをおすすめします。